日曜参観日Part3(ICT活用編)
9月8日の日曜参観日の紹介、まだ続きます。
ここでは、ICTを活用していた学級の様子を紹介します。
6年生は、端末を使うのはもう他の文房具を使うのと同じような感覚で、すぐに開いて、打ち込みを始めることができます。
ここで使用していたのは、「ふきだしくん」。一部では、神アプリとまで言われ、使い方もYouTubeに詳しく紹介されたりしていますが、要するに、MicrosoftでもGoogleでもMiroでもCanvaなどと同じように、ホワイトボード機能を持って、付箋に自分の意見を書いて自分の意見を可視化するアプリです。3年生の道徳の授業でも以前から使っていた様子をここで紹介していました。
当たり前のように使いこなす6年生はさすがですね。そして、担任も無理に使おうとするのでなく、ちょっと子どもの意見を集めたいときにさりげなく使うという使い方が、ICT活用の基本でしょう。
2年生は、生活科の時間を流用して「プログラミングカー」によるプログラミングに挑戦していました。
「プログラミン宇カー」は、パソコンを用いないプログラミング、いわゆる「アンプラグドプログラミング」の一つです。
低学年のうちにプログラミングの概念をこうして学んでおけば、中・高学年になってからのプログラミングが非常に楽なります。
本校は、そういう意味で、このような全学年が使用できるプログラミヌ教材を毎年少しずつ買いそろえていただきました。
ここでも、とても2年生は活発に活動している様子がみられました。
1学期に3年生で「プログラミングカー」を用いた授業を行った紹介もここでしています。
その3年生は、この日道徳「お母さんのせいきゅう書」の単元を学習していました。
3年生は、いちはやく「ふきだしくん」を使用していましたが、さらにそれを発展させ、子どもたちが出した意見を、AIによってグループ分けをさせて可視化させようと、前回からCanvaを用いて子どもたちの意見をまとめています。この日もうまく子どもたちが付箋に書いた意見を整理して、先生が取り上げていました。本校では、教員は全員登録してあるのですが、子どもたちの登録は3年生のみなので、この使用法が定着しそうなら、全校児童の登録も行いたいなと思っています。
そして、3・4時間目には、3年生が、これまでViscuit(ビスケット)で子どもたちが作成してきたプログラミングの成果の発表会が行われていました。
私が初めてViscuitに触れた時に抱いた「つまらない」という感想は、実は私の発想力が貧弱だったためで、実際は非常に奥が深いものだということは、子どもたちの作品を見てもよくわかります。
スクラッチよりも簡単に、より複雑な動かし方が可能なViscuit。今回、この3年生には、最初に花火を打ち上げるためのプログラミングを教えましたが、すぐに画面をタッチしたら花火が上がるなど応用を利かせて自分の作品に取り入れてくれた子どもが何人もいました。
日曜参観日の様子、3・4時間目も全て紹介したかったのですが、ちょっと簡単にまとまらないので、今回はここまでとします。
また、他のことで子どもたちの活動を紹介していきたいと思いますので、ぜひフォローしてご覧になってくだされば幸いです。