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七夕飾り(北海道は8月7日が多いらしい、いいかげんな?ネット記事も多い)

 7月7日の七夕が近づいてきました。しかし、北海道の多くの地域では、七夕といえば8月7日だということはわかっていました。今回あらためてネットで調べてみたら、函館と根室と一部の地域だけが7月7日に行う、と出てきました!「函館と根室だけ」と限定してしまってる記事も多いです。
 え?うちの町は7月にも8月にも「七夕祭り」のような行事はないけれど、学校では誰も疑問を持たずに7月7日の設定ですが?
 北海道は、179市町村のうち市の数は35、町や村と比べると圧倒的に少ないので、市の事情だけで調べると「だけ」という答えが出てくるのでしょうか?

 もう一つ驚いたことが、北海道のとある企業が出しているサイトを見ると、北海道では、細長い笹や竹が手に入らないので、柳の木に願いごとを吊すのだとか。。。。
 子どもの頃函館に住んでいた時はもちろん、道南のあちこちの町の学校に勤めてきた中でも、柳の木に願いごとを吊すなんて見たことがありません。
 そもそも、北海道の笹といえば、全道どこに行っても細長い笹だと思っていました。笹のないところもあるのでしょうか???

 ということで、北海道と他都府県との違いを、6種類ほどの生成AIさんに尋ねてみましたが、どの生成AIも日付こそ「北海道では8月7日に行われるところもある」という標記止まりで、柳の木について触れているものはありませんでした。強いて言うなら「飾り付けにちょっとした違いがある」という程度でした。
 ただ、Gemini 1.5 Proだけは、「北海道は7月7日、本州・四国・九州では多くの地域が8月7日」と時期について回答していました。うーーん、さすがにこれは。。。。

北海道にはない!とされる細長い笹に願いごとを書いた折り紙

 ということで、確かに、学校の横にいっぱいあるよ、というわけではありませんが、北海道にはないと言われている細長い笹を、M事務官さんとT先生が町内のとある場所からたくさんいただいてきてくれました。学年ごとに玄関ホールに振り分け、休み時間に子どもたちが自由に願いごとをかけて吊すことができるようにしてあります。

 「ピアノがうまくなりますように」や「字がうまくなりますように」など、自分の技量を向上させたいという願いごとや、「いつもみんなでたのしくあそべますように」や「家族が長生きできますように」などちょっと広い視野での願いごとも。中には「腰痛が治りますように」と腰痛に悩む子どもが?と名前を見たら、S先生の願いごとでした(^^ゞ

 みんなの願いごと、叶うといいですね(o^^o)(文責:本谷)