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3年生「命」の授業~「ソラネコせたな」保護猫団体さんの出前授業(5/24)

 メインサイトでは、学校全体に関わる内容を記事として取り上げることとしましたので、各学年単独の行事やICTに関わる記事はまだ数が少ないので、メインサイトからこちらに引っ越しします。


「ソラネコせたな」代表宮代さんが子どもたちに熱弁中

 この日、せたな町内の保護猫活動のボランティア団体「ソラネコせたな」代表の宮代わーこ(通称)さんが、3年生の道徳「命」の授業の講師に来て下さいました。
 まずは、同じ環境で生まれたのに、後に保健所で殺処分されることになる犬と、飼い主に見守られて天寿を全うする犬とで明暗をわける絵本「花ちゃんのリボン」を担任が読み聞かせ、子どもたちに「命」の終わり方についての考えを想起させました。
 その後わーこさんにバトンタッチし、これまで団体として携わった数多くの保護案件のについてのいくつかを写真を元にお話していただき、その中からダンボール遺棄された仔猫の実例を通しながら、遺棄は犯罪であることを訴え、子どもたちに「命」の大切さ、「命」を守る行為の大切さについてわかりやすくお話をしていただきました。

こんな小さくても一つの大切な命

 「ソラネコせたな」さんは、数名のボランティアさんとともに、連日の保護活動で、つい先頃広いシェルターに移ったばかりなのにすでにシェルターは保護された猫たちで満杯状態。それでも、毎日助けられる命は一つでも助けたいと、自分たちの仕事を終えたあとあちこち走り回っています。
 だからこそ、説得力のある言葉の数々は、子どもたちの心にしっかり響いたことが、授業後の子どもたちの感想文からうかがえました。
 2学期には6年生でも授業を行い、毎年恒例の授業として定着させていく予定です。(文責:本谷)