パソコンクラブはプログラミングクラブ
先週の金曜日、8月26日(金)の6時間目は、4回目のクラブがありました。
私は、パソコンクラブを担当して3年目になりますが、ずっとプログラミングを中心に行っています。
それ以前のパソコンクラブといえば、パソコンで自由に絵を描いて印刷し、ラミネートで固めて下敷きづくりをしていたとか。それはそれは楽しい時間だったようで、私が初めて担当となった年に「みんなはどんなことしたい?」と聞いたら「下敷きづくり!」と答えが返ってきました。
「せっかく1人一台端末となっているのだから、今の時代に求められていることをしよう!」と3年続けてプログラミングを続けています。
パソコンを使いたくて集まった子どもたちなので、詳しく説明しなくても、「これ適当にいじってみて」とTeamsのパソコンクラブのチームにリンクを張っておけば、子どもたちはトライ&エラーで黙々と好きなことに熱中してくれます。
この日は、4年生と5年生には、スクラッチジュニアを与えてみました。初めて見る画面でも、「ここら辺適当に組み合わせたらキャラクター動くよ」とだけ説明すると背景を自分好みに変えたり、キャラクターを増やしたり自由な発想でどんどん画面に動きが出てきます。この写真では、「繰り返し」を延々と続けるのに、「繰り返しのブロックを重ねたらいつまでも繰り返すよ」と得意げに4年生の子どもが画面を見せてくれました。なかなか面白いことを考えてくれるものです。
ここで、「こんなに同じブロックを重ねなくても同じ事できると思うんだけどなぁ」と投げかけるとまた考え始めるのが子どもの素直さ。
毎回、いろいろなプログラミング教材をパソコンクラブの子どもたちに試してもらい、授業で使いやすいのはどれかを検討するのにも役立つので、お互いにWin-Winなのがいいところ。
この日、6年生には、ドローンを飛ばしてもらいました。やっぱり、動く物は横から見てても楽しいです。
iPadのアプリを使うので、いつものWindows端末とは操作感も違うと思うのですが、子どもたちはそんなこと関係なく、すぐさまプログラミングを初めてくれました。「最初に離陸させてから動かすんだよ」と教えたくらいで、あとは3人でこちらもトライ&エラーの繰り返し。手前の机を離陸して後ろの机で着陸、という単純な課題ですが、エアコンの風で流されることも考えてのプログラミングに苦戦。ついに成功したときの満面の笑みが印象的でした。
今週のクラブは、5年生と4年生がドローンに挑戦する予定です。