見出し画像

初めてのログインから1週間の1年生(一人1台端末を活用した健康観察)Forms~Power Automate~Excel~Office Script~Excel

 6月11日に、6年生からマンツーマンで初めて自分の端末にログインする方法を教えてもらった1年生の子どもたち(この時の様子はメインサイトで紹介済)。前々回は、自分だけでパスワードを打ち込んでログインする様子を紹介しました。
 そして、今日の5時間目には、いよいよ自分達で健康観察を打ち込むまでを試してみました。
 まずは、ほとんどの子どもがもうあっという間に自分の力でログインできるようになっているのに驚きです。

 担任の先生の指導のもと、子どもたちは Microsoft Teams を起動すると、1年生のクラスがあることに喜びの表情。中に入ると、担任の先生が、本校で用いているFormsによる健康観察へのリンクを貼ってありました。
 そこから、全員が健康観察の画面へ飛んで、内容を確認します。
 確認した後に実際に、今の状況を打ち込んで送信して終了です。
 私のスマホで Teams を開いてExcelファイルで確認すると、結果がどんどんと送信されてきます。

 全員の送信が終わったあとはお楽しみタイム。「ペイントでお絵描きしていいよ」、と担任から声がかかると大喜びで絵を描き始める子どもたちでした。子どもたちの成長の速さには驚かされるばかりです。

 明日からは、1年生も、上級生と同様に登校して健康観察という流れができることとなりました。

 さて、メインサイトにも書きましたが、本校では子どもたちが朝、学校に登校すると、保管庫から端末を持ってきてまずこの健康観察を行い、そのまま端末を机にしまいます。これで自然に授業中いつでも端末を使用できる状態になるということで昨年度から取り組み始めました。
 この健康観察は、それぞれの端末とPower Automateで紐付けられているので、学年や名前を打ち込まなくとも、勝手にExcelに名前と健康状態が送信されます。端末が起動しない、または家に持ち帰って端末を忘れてきた子どもの分は、担任が打ち込むためのFormsも作成されており、こちらは、学年と児童名を選択する形になっています。

 一度送信順にExcelに転記されたものは、ここからOffice Scriptで、再度学級毎にExcelの児童名と月日の相関表シートに転記され、毎日の比較ができるようになっています。

 これで朝の会に一人ずつ担任が呼名しての健康観察の時間が短縮され、1時間目に食い込むこともなく余裕が生じるようになりました。
 本校では、欠席届もFormsから送信していただく形をとっているため、朝に職員室で電話がなりっぱなしという状態がなく、担任の先生方はすぐに教室に向かうことができ、教室の端末から、欠席状況や健康状況を確認できるようになりました。今後も端末の活用について、メインサイトでは長くなるので詳しく書けない部分をこちらで取り上げていきたいと思います。(文責:本谷)


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!