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日曜参観日Part2(警察の講話)

 参観日で集まった保護者の方々に向けて、2時間目が終わったあとの業間休みの時間を用いて、せたな警察署の方に来校していただき、体育館で子どもにスマホを持たせる際の注意点についてお話をいただきました。


真剣に耳を傾けてくださる保護者の方々

 子どもがスマホを持つことで一番警戒しなくてはいけないことは、やはり性被害でしょう。
 小学生女子が被害にあった事案として、SNSで知り合った男性に、LINEのスタンプをあげるからと、裸の動画を要求され送ってしまう例は、目の前で話されるとショッキングに聞こえます。
 一度送ってしまった画像は、ネット上で晒されてしまうとデジタルタトゥーと呼ばれ、どこの誰がダウンロードしてシェアをしているかわからず、一生消すことができないものとなります。
 それでは、このような事態を防ぐためにどうすべきか。

 ここで強調されたのは、「スマホを買い与える前に約束ごとを決めること」でした。
 それは、一度自由に使う味を覚えた子どもに、急に「あれはだめ、これはだめ」「こうしよう」など規制をかけようとしても、子どもは素直に聞こうとしないのが当たり前、ということでした。
 そこは、教育においてもそうですね。学級の中で、それまで許されていたことが急にだめになったら、子どもは反抗心を持つものです。
 いや、学校だけではなく、家庭でも同じではないでしょうか。

 話が広がりすぎました。これからスマホを持たせようと考えているご家庭は、ぜひ先に約束事を決め、それを守ることを前提にスマホを渡すことで子どもの身の安全を守っていきましょう。

 参観日の様子は、Part3に続きます。